柏樹宗(三津山)、次戦は東洋ランカーと

終日仕事。完全にテンパってた。
飲みに行こう行こうと言いながらなかなか実現しないMが今日は出張で来ていて、昼には「早めに終わったら野毛のだるま寿司でも開拓してみるか」なんて話はどこへやら。
午後になればリハビリのための外出もままならず、次から次へと厄介かつ重〜いパンチの応酬である。
「な……なぜおれは立つんだ……?いったい……なんのために……?」
あしたのジョー」で矢吹が金竜飛に何度も倒された挙句、こんな台詞を口にするが、今日の俺もそんな心境だった。
「なんで俺が立場越えた仕事までやんなきゃいけねーんだよ、クソッ!」と思いながら、どういうわけか体が、手が、動いてしまう。
つけこまれるだけだってわかってんのに、やっちまう。
お人好しはやめようと思って一生懸命自分を否定してるのに、立っちまう。ふざけんじゃねえって。
にっこり笑って「俺にはぜーんぜん、わかりません」って言えない。はぐらかせない。


ま、そんなことはいいや。
「立つ」といえば、「再起」。書き込みにもあったように、柏樹宗(三津山)の再戦が決定。
4/2(日)、会場は清水マリンビルの予定。
相手はOPBF東洋太平洋ウェルター級5位のアスウィン・カブイ(インドネシア・26戦21勝5KO5敗)。
昨年11月、東洋太平洋スーパーライト級チャンピオンの金正範に挑むも、1RKO負けの屈辱を喫してしまった柏樹宗。
試合後「もう一度だけチャンスをください」とファンの前で頭を下げた柏樹にとっては、負けられない試合。
相手となるアスウィン・カブイは、戦績から考えるに、どちらかというと判定に持ち込むタイプのボクサーのようで、昨年は現日本ウェルター級3位の西川和孝(中外)に判定負け、2002年には現日本ウェルター級8位の丸元大成(グリーンツダ)に判定負けを喫している。
勝てる相手だと思う。ガードをきちんと固め、前に出てじっくり攻めて、機あらば一気に重いパンチで畳み掛けていけば。
また、前戦のスーパーライトから本来のウェルターに戻ったのも、好材料だろう。
この試合に勝って、現在レブ・サンティリャン(フィリピン)が日高和彦(新日本木村)に雪辱し、王座に君臨する東洋太平洋ウェルター級のベルトを獲りにいくか。
と思ったら、4月には日本スーパーウェルター級5位の桑名竜一(トヤマ)が「東洋太平洋タイトル前哨戦」と銘打って、東洋太平洋ウェルター級4位のドンドン・スルタン(フィリピン)と地元富山で対戦するらしい。うーん。
いずれにせよ、柏樹宗の復活ロードに期待したい。


※試合日程・予定会場を更新しました(060213)