金正範×柏樹宗 試合延期……

2005/8/20 2:04
もたれまくった胃袋を抱えて、午後から会社へ。
昨日が飲み会だったのは周りも知ってるだけに、
出社後部下のK嬢に笑顔で責められる俺。
スミマセンねえ……こんなダメ上司で。
でも、俺が遅刻やらかした日に限って、明るいよな、オメーは。

もうひとつ、うわぁーな出来事。
9/11 (日)の東洋太平洋スーパーライト級タイトルマッチ、
金正範×柏樹宗戦が11/6(日)に延期決定。
なぜうわぁーなのかというと、この試合、チケット番号が「い列6番」。
あのー、最前列ツモってたんスけど……。

いや、言いません。言いませんとも。

それにしても「宿命」っていうのはここまで引きずるものか。
柏樹は5月、2年7ヶ月ぶりにリングに上がった元東洋太平洋チャンピオン・坂本博之と対戦。
坂本は椎間板ヘルニアを手術、腰にボルトを埋めての復帰戦だった。
対する柏樹には病気を抱えた2人の子供がいた。
日本ウェルター級の5位とはいえ、この試合までの戦績は、12勝(9KO)8敗2分。
お世辞にも立派な戦績とは言えない。
二人の抱えた事情を詳しく書くと多分朝までかかるので、
興味のある人は「ボクシングマガジン」5月号の加茂佳子さんの記事を読まれたい。
目頭が熱くなること、うけあい。

そしてこの男の勝負に5RTKOで勝った柏樹は、
後楽園ホールのリング上で、二人の子供を抱きかかえて、
自らも子供に戻ったかのような笑顔を観客に見せてくれたのだ。

ところが、その柏樹のタイトルマッチを今回延期させたのが、
奇しくも腰痛のアクシデント。
「坂本の祟り」という言葉が頭を掠めてしまうのは自分だけだろうか。
大事に至らなければいいが……。

柏樹、完治させて、11月に戴冠だ!
100人中99人が不利だと言おうとも、
俺は君の起こす奇蹟に期待しているぜ!