Session Impossible??

先週、今週と提案営業で全国を飛び回っております。
先々週は新潟〜東京〜大阪〜神戸〜松山、先週は東京〜埼玉〜高松〜大阪といった具合です。
年の瀬は、どんな仕事を担当していてもなぜか例年忙しいのが常です。そんな中、六本木でライブがあったりもしましたね。
そして本日は再び新潟へ。今日は雪は降っていませんでしたが、やっぱりしばれます。トイレが近い近い。。。


そんな仕事の合間を縫って、時間を見つけて会社のライブやドラムの個人練習をしていたりします。
本日は新潟からの出張帰りに、三島のバーでセッションに参加。
先日亡くなったドラムの先生が愛用していたドラムセットが、そこにはありました。


ドラムの先生に誘われて参加し始めたこのセッション、今回が2回目です……が、参加者のレベルが半端ない。。。
東京の某有名ミュージック・スクールの方々が来られるのですが、いやあもう、レベルが違います。
そんな中、萎縮しながらドラムセットに座ります。今日はまずPINK FROYD(?)と、DEEP PURPLEの「SMOKE ON THE WATER」の2曲。
原曲を聴きこんでいるわけではなく、とくにPINK FROYDは名前しか知らないので、曲の展開すらままなりません。基本リズムを一緒に組んだ方々に確認してから、叩きます。
いやあ、こういうとっさのときに、これまでに習ってきた技術を出すっていうのは難しい!
引き出しのなさを痛感させられます。基本リズムしか刻めません。


そして、「終電前にもう1曲叩いていきなよ」というマスターの言葉もあって、もう1曲。
え、はあ、シャ、シャッフルですか。
必死にマライヤ・キャリーの「ALL I WANT FOR CHRISTMAS IS YOU」のビートを思い出します。いや、叩くのは未知の曲なんですが。スタート。あかん……全然シャッフルっぽくないっ!!
それでも不思議なのは、上手い方々と合わせると次第に自分の体が動いちゃうんですよね。おいドラマー、いいのかそれでー! って感じですが(笑)
最後は非常に気分よく叩くことができました。シャッフル、楽しい! メンバーの方、ありがとうございます。


お世辞でもうれしかったのは、先生の弟さんが最後に「素晴らしい!」って言ってくださったこと。先生同様、プロドラマーの弟さん。僕の演奏など取るに足らないことは重々承知しています。まだまだ修行が足りません。先生に習ったことはまったく使えなかったのですが、少しでも先生に教えてもらった8ヶ月が音になっていたでしょうか? 先生が少しでも、降りてきていたでしょうか?


驚いたのは亡くなった先生のドラムセットの音。とくにバスドラのあの音の抜け方はすごい……軽いキックで、スコーンと抜ける非常にタイトなビートが刻めます。タムの響きも、叩いてるこっちが聞き入りたくなるようなチューニングで。欲しいです、コレ(笑)改めて偉大な先生だったことを実感しました。


実は明後日もセッションに参加します。かなり有名なギタリストの方がいらっしゃるのだとか。これも「自分でいいのか?」という感じなのですが、「ドラマーが少ないからぜひ叩いてよ」という主催者様のお言葉に甘えて、参加します。
12月のライブは2回ともボーカルでしたが、そう、自分はもともとドラマーだったんだとようやく思い出してきました(笑)


年末年始は会社のライブに向けてドラムの練習しなきゃならんですね。レベッカポルノグラフィティスピッツ鬼束ちひろ……などなど。
でもいい曲が多いので、実は楽しみだったりしますね。
チャイナシンバルを背負って、ガメラのような恰好で、東海道線に乗って帰省します。